日常生活の中で出来事から、考えたこと、感じたことを適当に。 音楽やら、数学やら、食べ物の話やら、好きなことを好きなだけ気が済むままに。

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プラチナデータ
「芸術とは作者が意識して生み出せるものではない。その逆だ。
 それは作者を操り、作品としてこの世に生まれる。作者は奴隷なのだ。」

「どんな芸術品でもデータ化は可能かもしれない。
 事実、彼の作品はコンピュータとロボットによって再現された。
 だがそんなことに大した意味はない。
 作品もデータに過ぎないということなら、そのデータを生み出したものは
 何かということこそが重要だったのだ。」

 東野圭吾「プラチナデータ」より


東野圭吾の新刊を読みました。今年の上旬に東野圭吾を読破したのですが、、、
さすが。すぐに次が出てきました。こないだ本屋に行ったらもう一冊でてた。
早く読まないと・・・

ストーリーはいかにも東野圭吾な感じ。
DNAを解析することで、
犯罪者を簡単に絞り込めるシステムが開発される。
たとえ本人のDNAが登録されていなくても、身内のDNAから何親等以内の
ものかが割り出せる。
国民のDNAをすべて採取して、完全に犯罪がなくなるような社会を目指す。

ところが、、、
殺人事件の犯人のDNAから、犯罪者が絞り込めない。
国が採取しているどのDNAとも、その身内のなかにも犯人はいない。
データ不足か、、、それとも、、、

って感じです。

細かい感想はよしとしましょう。
それより、引用の二つがすばらしい。
科学が進み、様々なものが機械やコンピュータで模倣されるようになってきている。
すたれた芸術もあれば、CGのように生まれた芸術もある。

機械によって模倣されるような芸術は意味がないか?
CDによって繰り返し聴くことができるようになった録音演奏には
芸術として価値がないか?
コンピュータによって、復元されている絵画には価値がないか?
また、それらを生み出した芸術家には価値がないか?

議論はさまざまだと思いますが、
自身で芸術だと思えるものを創り出せることには価値があると思います。
真似されるだけ、繰り返されるだけ、すばらしいってことですよ。
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