日常生活の中で出来事から、考えたこと、感じたことを適当に。 音楽やら、数学やら、食べ物の話やら、好きなことを好きなだけ気が済むままに。

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天空の蜂 その2 「原発は必要か?」
「だけど世の中には、知らなくていいことと、知ってなきゃいけないことがある。
 ヘリコプターの仕組みは、知らなくていいことだと思うね」
「原発の仕組みは、知らなきゃいけないことってわけかい?」
「俺はそう思っているよ。国民全員が、ある程度は学習するべきだ


絶対に落ちない飛行機があるかい?ないよな。毎年、多くの死者がでている。
 それに対して、おまえたちのできることはなんだ?落ちる確率を下げていくことだろう。
 だけどその確率をゼロにはできない。乗客はそれを承知で、その確率なら自分は大丈夫だろうと
 都合よく解釈して乗り込むわけだ。それと同じなんだ。
 俺たちにできることは原発が大事故を起こす確率を下げることだけだ。
 そしてやっぱりゼロにはできない
 あとはその確率を評価してもらうしかない。」


「難しい問題だな。ずるいといわれるかもしれないが、原発はやむをえないが、事故は決して起きないように
 してもらいたいというのが正直な気持ちだな。」
「ずるいな。それは本当にずるい答えなんだよ。
 ほかに交通手段がないから飛行機に乗るが、絶対に自己は起こすなと言ってるようなものなんだ


 東野圭吾「天空の蜂」より


天空の蜂、読み終わった。
著者本人が、思い入れがあるというだけあって、かなり考えさせられる話だと思う。

話は、原子力発電所の上に、防衛庁から盗み出した飛行機をホバリングさせて、政府に日本中の原発の停止を迫る。
これだけ言われてもなかなか、犯人の目的はわかりにくい。うん、わかりにくい。

金とか要求するならまだわかりやすいが、なぜか「原発の停止」
ところが話を読んでいるとだんだんわかってくるのです。

日本人は原発の危険性に対して無頓着すぎる。一部の反対派を除いては、原発がいくつあるかすら知らない。
あるとどうなるか、なくなったらどうなるかも知らない。そもそも、実際に原発は必要なのか?

日本全体の電気の需要からすれば、原発はなくても大丈夫だという説もある。
日本では、電気需要の約30%が原発。この数字だけみたら、必要な感じがしてくる。

しかし、、、日本人は相当な量の電気を無駄遣いしているんじゃないだろうか?
もっと企業、個人レベルで電気を節約すればよいだけの問題じゃないだろうか?
消費電力の半分以上は、企業や公共の施設の冷暖房などの電気だろう。
もう少し、電車で暑さを我慢するとか、ビルの中で暑さを我慢すると言ったことができればよいだけではないだろうか。

今の電気消費量からすれば、30%は現実的にクリアできる目標だと思う。
そうすれば、(少なくても電気需要の観点からは)原発は必要なくなる。

実際には、アメリカの銃と同じで、それを作っている人がいる以上、
ある日急に、「今日から不要です」とはいかないのだが、、、

こんな小説を読んでいる時に、ちょうど洞爺湖サミット
環境問題の切り札は原発」などという記事を見てびっくりした。

なるほど、火力発電に比べれば確かにクリーンなエネルギーだが、、、
本当にいいのかちょっと疑問。

さて、電気を無駄遣いしないように、早く寝よう!
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Comment

 秘密にする

考える事、見続ける事をやめちゃいけない
 はじめてこちらへ参りました。
 天空の蜂・・とても読んでみたくなりました。
 これから探してみようと思います。

 確かに日本には55個もの原発があって、青森には再処理工場まで建ちました。にもかかわらず、この問題にはみんな言及を避けているように見えます。見るのも怖いし、考えたくないのかもしれません。
 しかし、イラクの原発が空爆で破壊されたあと、その飛び散った元素や流されたイエローケーキ、および劣化ウラン弾等によって、夥しい奇形や重複がんの患者が現れ、文明発祥の地であった母なるチグリス川は、地獄よりも恐ろしい場所になってしまいました。直視できないほどの悲劇が、今この世の中に起きている。
 だからこそ、悲劇が起きない今の内に、止めるべきだと思います。
 今ならまだ、選べる。選択の余地があるうちに、止めた方がいいと。
 失う物の大きさと、重さについて、よく考えた方がいいと思います。
 みんなでね。
G" | URL | 2009/09/13/Sun 16:52[EDIT]
コメントありがとうございます。承認がずいぶん、おそくなってしまいました。

天空の蜂を読んでから、いたるところを歩いていてエアコンの存在に気付きます。
電車の中、地下道、ビルのエントランス。

30%の節約の余地はたくさんあると思います。
努力次第ですね。時代の流れの低炭素化にもつながるし、たいせつなことですね。
satokenX@管理者 | URL | 2009/09/25/Fri 00:57[EDIT]
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