日常生活の中で出来事から、考えたこと、感じたことを適当に。 音楽やら、数学やら、食べ物の話やら、好きなことを好きなだけ気が済むままに。

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ゲームの名は誘拐
「我々のすべきことは、あくまで商売という名のゲームです。
 そこには緻密な計算と大胆な実行力が求められます。
 ゲームである以上勝たなければならない。ゲームだからと言ってなめてもらっては困る。
 世の中には命がけのゲームが星の数ほどあります。
 これもその一つだと思ってください。
 そして私はゲームには些か自信があります。」

 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」より


東野圭吾の作品には、「優秀な人」がたくさんでてくる。
たとえば、百夜行の主人公「雪穂」
おなじみのガリレオ「湯川」
容疑者X」の「石神」 (数学の天才)

あと天才って感じではないかもしれないけど、「ある閉ざされた雪の山荘で」の主人公も優秀な役者
「眠りの森」のヒロインも、優秀なバレリーナ
「レイクサイド」の医者もかなり優秀な人間だったはず。

もっとも、、、平凡な人間では小説の主人公にはなりにくいですが、、、
と思いつつ最高傑作「秘密」や、「手紙」「変身」の主人公は普通の人です。
ただ、境遇が特殊なだけ。

さてさて、前ふりが長くなりました。
この作品にも二人の優秀な人間が出てきます。
一人は車会社の副社長葛城。引用のセリフは彼のセリフです。
もう一人は主人公佐久間。優秀な広告プランナー
二人とも優秀な人間。そのことの自覚があり、またお互いの実力を認めあうライバルです。

この小説は、この二人のゲーム対決に終始します。
二人は仕事上衝突する。佐久間は、葛城に復讐をと、誘拐を計画する。
しかし、普通の誘拐ではなく、狂言誘拐なのです。

自信過剰なくらい優秀な人間二人の対決。なかなか面白いです。

ラストは、最後の最後まで防御線を張り続けた方の勝ちです。
ぜひぜひ読んでください。

それと・・・誘拐を犯人側の視点で描くのは新しい観点ですね。
犯人は犯人で「被害者がちゃんとメールを読んでいるか?」とか不安になるんですね(笑
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