日常生活の中で出来事から、考えたこと、感じたことを適当に。 音楽やら、数学やら、食べ物の話やら、好きなことを好きなだけ気が済むままに。

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オーボエのリードができるまで その13
2ヶ月以上のご無沙汰でした。
ちゃんと最後まで紹介できるでしょうか・・・

前回までの話はこちらから。
 #カテゴリー「オーボエ」にリンクはってます。

先端を切り落として、スクレープの形を整えました。
ここから、先端の削りですね。

先端を削るときの注意事項は
・絶対にリードに対してまっすぐ刃を入れないこと。
・なるべくケーンが乾いた状態で削ること。(ケーンの堅さによる)
・焦らないこと
です。
ゆっくり神経を集中してやりましょう。チューニングAより緊張します(まじでっ)

刃はリードに対して45度で入れる
「えっ、そんなに!」って思うかもしれないけど、削ってるとすこしずつ角度が甘くなってくるので、これくらいが丁度いいです。
実際には30度くらいに落ち着くかも。それでも初めのうちは焦ると20度、10度とどんどん浅くなっていって、気づくとリードに対してまっすぐ刃を入れてしまうことが多いです。
なので、気持ちは常に45度で。↓これくらいね。

DSCF0175.jpg


リードの対してまっすぐ刃を入れてしまうと、息を入れた時に息がまっすぐ楽器に伝わってしまい「びゃー」って音になりやすい。
息が通るのはリードの両サイドだけ。中心はあくまで支えてあげる場所なんです。だから極力厚く残す、先端も削る部分を少なくします。

↓こんな感じ

DSCF0176.jpg


今、自分が吹いているリードを見ながら研究してみるといいと思います。
先端の削る面積が狭いほうが、息を受け止めてくれる感じがする。面積が広いと、息がそのまま音になる感じ。
極端にいい楽器を使っている、あるいは現代曲を演奏する以外ではあまり薄いすぎるリードはお勧めしません
ホリガーは特別だって・・・)

先端が出来たら、もう音が鳴ります。
息もれさえしてなければ。

というわけで針金を巻いて、息もれを防ぐ&先端の開きを調整します。

DSCF0177.jpg


横からリードを見て確認&リードの根元を指で押さえて先端から息を思いっきり吹き込んでみます
初めのうちは信じられないくらい息が漏れます。糸の巻き方がうまくなるまでは、根気よく、この工程で息漏れを抑えましょう。

これで息が少しでも(本当にわずかでも)もれいたら×
針金と、場合によってはリードテープで補強します。

針金は、0.1mmのものか、0.2mmのものを使用します。
基本は、0.1mmで。それでも息が漏れるときは0.2mmのものを使用します。
最近は0.1mmのものの方が使いやすくなってきた。でも息が漏れやすいうちは0.2mmをつかいましょう。すこしでも漏れたら×なんです。

↓こんな感じ

DSCF0179.jpg


↓このとき、正面からリードを見て、開きも調整。

DSCF0186.jpg


開きは完全に好みです。俺は薄目が好き。
この写真のくらいが丁度いいかな。

さ、今日はたくさん書きました。
正しく削れていれば、この時点で音がなります。

次回(いつかは不明)はリードだけで鳴らしてみてから、いよいよ楽器に付けて演奏してみましょう!
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オーボエのリードができるまで その12
マイミクにジョージさんも加わったことだし、久しぶりにこのコーナー。
やっとこさ削りに入れます。


前々回で刃をとぎ、前回で先端を落としました。
では荒削りです。
スクレープの形をつくります。

俺の場合は、全長を70mmにします。でもそろそろ、夏本番なので70.5mm~71mmくらいでもいいかも。
とりあえず、今回は70mmで。

スクレープの形をつくるときは、こないだ紹介した厚めのプラークを使います。刃が刺さりやすい。

スクレープ部分は、10mm~12mm
長いほうが全体に軽いリードが作れるので、昔は13mmでやってました。でもさすが13mmは長くて、セカンドオクターブのあたりのピッチがめちゃくちゃ下がります
もし、13mm以上にしたい場合には、
・全長をもっと短くする。
・幅の狭いケーンを選ぶ(ロングスクレープ用)
のどっちかは、したほうがいいかも。
日本で普通に買えるショート用のケーンでは13mmはきついと思う。12mmが限界です。

全長やスクレープの長さによる抵抗、音色、音程の違いについてはそのうち書きます。
(これが最初に聞きたいですか?)

俺の場合は、まず11mmでつくります。材によって硬かったりすると12mmまで伸ばします。

先端から11mmのところに傷をつけて、そこから先をチャチャっとけずります。
このとき、中央の部分は表皮をはぐ程度にしておきましょう。背骨の部分は大切なのです。

こんな感じ↓

DSCF0173.jpg


小さくてわかりにくいと思いますが、全長70mm、スクレープの開始位置が59mmになってます。

全体にスクレープの形が出来たら、先端を削ります。
先端用の、ひろくて薄いプラークに差し替えましょう。

以前も書きましたが、これだけは絶対に買ってください。
値段以上の価値が絶対にあります!

じゃん↓

DSCF0174.jpg


今日は半端ですが、ここまで。

次回はいつになるでしょう・・・

オーボエのリードができるまで その11
休んでいる間に、問い合わせが殺到したこのコーナー(嘘)
そろそろ飽きてきました(笑)


さて、やっとこさ削りに入れます。

削る前に糸がほつれないようにラッカーを塗ります。
乾くまで20分くらいかかるので、削り始める少し前にぬっておきます。

DSCF0232.jpg



先ずは、先端を切り落とします
切り落とすためにはこれを使います。

DSCF0171.jpg


名前よく知らない。ギロチンって呼んでます。

これで切り落とすと同じ長さでまっすぐ切れるのですが、割と薄い状態じゃないと無理なのです。
そこで、先端を削ります。削るためにはプラークを挿す必要があるため、まずは専用の先がまっすぐなつめきりできります。

DSCF0234.jpg


このときは全長を目標+1ミリくらいの長さにしておきます。
プラークを挿して、先端の部分を一気に薄くしてしまいます。

DSCF0236.jpg


その後、適当にうすくなったらギロチンにかけます。

DSCF0237.jpg


さて、ここまでで本格的に削り始められます。
次回は荒削りでしょうか・・・まだまだ続く・・・


今日紹介したギロチンですが、つめきりでも代用可能です。
でも、全部同じ長さにまっすぐ切り落とすのは相当難しいです。
1台2万円くらいと割と高めですが、絶対お勧めします。
先端を切り落とすのが得意な人(アマチュアでそんな人いるか?)はいらないかもしれませんが・・・

オーボエのリードができるまで その10
北村、住田、橋本弁護士に有罪と判定されたこのコーナー。
有罪の確率は80%・・・、ってなんで75%じゃないんだ?


さて、そろそろ削りに入れそうかな。

では、まずは工具の紹介からですね。
削る時に使う主な工具はこれ!ジャン!

DSCF0130.jpg


一番左がリードナイフ。とその
世界中で使われているANDOU製です。初めに先生が買ってくれたのを、かれこれ9年程使ってる。愛用。使いやすい。もちろん右利き用。多分1万5000円くらい。

一番右に並んでる黒いやつはプラーク。削る時にリードの先端側から挿して使います。削るときの下敷きみたいな感じかな。
都合、4種類使い分けてます。
一番右のが薄くて幅が広いもの先端を削る時に使います。
そのとなりが、中庸のもの。荒削りに使います。
そのとなりが、厚めでやわらかめのもの。スクレープの削りだしから先端のあたりまでを削る時に使います。
リードにはさんであるのが、厚めで固めのもの。スクレープの削りだし部分を整形するときに使います。
厚めのもの二つはあまり明確に使い分けてませんが、ケーンの材質によっても変えます

リードの隣あるのがインジケータ
長さを測るのに使います。JDR製。小さくて片側にフックがあって使いやすい。絶対にお勧め


さて、プラークは一種類でも平気ですが、先端削りようの薄くて幅が広いやつはあったほうがいいです。先端の削りやすさがかなり違う。


実際に削りに入る前にナイフを研ぎましょう
砥石はスーパーのキッチン用品コーナーで買いました。目が粗いのと細かいのが両面についてるの。2000円くらい。

↓粗いほう

DSCF0166.jpg


↓細かいほう

DSCF0167.jpg


軽く研げばいいと思う。いつもは10回くらいかな。

このほかにも先端をカットする時に使う専用の爪切りギロチンがありますが、それは明日以降。

さてさて、このコーナー、いつ終わるんだろう。
リードが終わったら、楽器のメンテナンスの仕方とか書こうとおもってるんだけどな・・・

オーボエのリードができるまで その9
サッカー日本代表のFW候補に名乗りをあげているこのコーナー。
あと2日でメンバー発表でどきどきです。


さて、今日はご質問にお答えしたいと思います。

リード一本あたりの、材料費はいくら?

とのことですが・・・一本の定義によって、どうのように答えたらいいか・・・
ここでは、「物理的に音が鳴るリードを一本作る」のにいくらかかる材料費を書いていきます。

まず、リードの直接的な材料は
1.ケーン  俺の場合はかまぼこ型。250円くらい。

2.    1000円くらい。でも一つ買ったら一生使える。だからリード一本あたりに換算すると無料みたいなもの。

↓写真
DSCF0120.jpg


糸を巻いてしまうと、何のケーンかわからなくなるので、巻く時に材によって色を分けてます。
今はグロタンCHしか使ってないですが、ピンクにしてます。ロレーのBMを巻くように欲しいな(ロレーの企業カラーなのよ)
グレーはグロタンBMとかアクタスオリジナルを使ってる時に使ってました。


3.針金、リードテープ  リードの開きの調整と息漏れ防止に使う。針金は一本1円。300本単位で買います。リードテープは300円くらい。何メートルあるのか知らない。多分一つ買うと50本以上は作れる。

↓リードテープ
DSCF0121.jpg


4.チューブ ちょっと特殊なの使ってます。750円~850円くらい。
ただし、これは使い回しが効きます。使えば使うほどよくなっていく(気がする。開きの具合が)

↓左から、チャトナー・E(なんの略だったかな?)850円チャトナー・S(スタンダード)750円、普通のやつ、買ったリードを解いて使うから、ただ。買うと250円くらい。
DSCF0119.jpg


愛用はチャトナーS。アンサンブルにもオケにもって感じ。ケーンは厚めに削る。
最近はチャトナーEの方が疲れなくていいね。長い曲には使いやすい。薄めに削ります。
音的には、うるさめのオケ曲向き。アンサンブルには使えないかな、俺は。
チューブは46ミリと、47ミリがありますが、46ミリを使ってます。

さてさて、質問の回答ですが材料費ということになると、ケーンがほとんどです。だからざっくりで300円くらいってとこかな。
あとかかった時間。プライスレス。
あとは、工具系ですね。初期に買った工具は合わせて1万5000円。これくらいは最低限かかります。
工具の値段については、今度書きますね。


でも一本削ったからといって、一本使えるリードが手に入るわけではありません
今回も5本削って、オケやアンサンブルで使えそうなのは2本。あと2本は個人練向きかな。あと1本はピッチが低すぎて没です。気持ち悪くて個人練にも使えない。

買ったほうが確実にものが手に入る。でも、いつも買ってるといざと言う時に品切れだったり・・・って事が続いた時期があって、今は手製が主ですね。


長くなった。シャケさんくらいはちゃんと読んでください(笑)

オーボエのリードができるまで その8
一週間の充電期間を終え、さらに充実してきたこのコーナー。
平日の更新はやっぱりきつかった・・・

さて、今日は仮留めについてです。

簡単にいいますと、ケーンを巻く時にうまく巻くためにあらかじめケーンに癖をつけます。
実際のチューブに軽めに結びつけてしまってやります。

やり方は特に決まっていません。
簡単にケーンに結びつけるだけ。サイドがちゃんと閉じるかなどはあまり気にしないで、さくっとやってしまいます。

DSCF0164.jpg


↑こんな感じ。
一本巻くのに、10~15秒くらいでちゃっちゃかやってしまいます。
あまり巻くのが軽すぎても癖がつかないので注意。強く巻きすぎると、割れてしまったりするのでこっちも注意。

解説するのに何日もかかってますが、実際にはかまぼこケーンを買ってきたら、ここまでは一気にやりますよ。えい!

DSCF0165.jpg


左から2本目は撮影用にちゃんと巻いたやつ。あとは仮留めです。
普通、ここまでで1枚か2枚は割れてしまったり、使えなかったりします。今回は10枚すべて無事でした。

次回以降は削りに入れるかな・・・いや、工具の紹介からか・・・長い・・・

オーボエのリードができるまで その7
びびる大木も一へぇしかくれないこのコーナー。
「無駄知識」というより、ただの「無駄」です。


今日は巻き始めた糸を結びましょう。
これが初めは意外とできないんです。本当に!

前回のところよりも、根元側に糸を巻いていくとケーンの終わりのところまできます。ここで、ケーンの端を削っておいたおかげで、糸が段差なく巻き上がります。


DSCF0156.jpg


ここからが難しいです。糸を左手の人差し指にかけて輪を作ります。

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そしてたら、輪より先の糸は切ってしまいます

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きった糸を、人差し指で作った輪の下側(チューブの根元側)から通します。

DSCF0159.jpg


通した糸をそのまま引っ張ります
出来上がり。

DSCF0160.jpg


本当にちゃんとやりたい人は、本だけでなく人に教わった方が絶対に早いです。
飛び出している糸は、まだ切らないでとっておきます。
これを切ってしまうと糸がほどけた時に、もう結べなくなってしまうので。

糸が巻き上がった状態でリードは一旦、熟成期間に入ります。
この状態で、リードを削りたくなる時期まで置いておきます。
要は時間がある時に、糸を巻いておくって事です。

さて、明日以降は仮留めを紹介しましょう。

オーボエのリードができるまで その6
本屋で「ウォーリーを探せ」を探すと、見つかるこのコーナー。
鍵もちゃんと見つけてください。


さて、いよいよ糸を巻きます。この作業がとても難しい。
俺はいつもは先に仮留めをしますが、先に仮でない「普通」の巻き方から解説します。

先ずはチューブの向きを合わせます。
↓チューブは楕円型をしています。

DSCF0153.jpg


つぶれている向きが吹く時に上下に来るようにケーンを結び付けます。

糸を巻くときはチューブをマンドレルにさして、ケーンをレギュレータで、開き過ぎないようにとめます。

↓こんな感じ
DSCF0151.jpg


糸の片側を固定するために、糸を適当な場所に結び付けます。ベッドとか使うといいです。
糸の使う部分には滑り止めを塗っておきます。

ケーンをチューブに合わせます。チューブの長さにもよりますが、俺は46ミリのチューブを使っているので、巻き上がりが71~73ミリくらいになるようにケーンの位置を調整します。
俺は最近はいちいち計りません。初めのうちは計ったほうがいいでしょう。
このとき、ケーンを何ミリくらいチューブに挿し込んだかが、出来上がりのピッチに影響がでます。
深く挿すと、残るケーンが長くなるためピッチが下がります。逆に浅く挿すと短くなるため、ピッチが高めになります。
俺は楽器のピッチが少し低めなので、すこし浅めに挿します。季節によってもちょっと変えます。

チューブの先端から糸2,3本くらいのところから、チューブの先端に向けて糸を巻き始めます。かなりいっぱい巻く必要があるので、糸の片側はがっちり固定する必要があります。

DSCF0154.jpg


チューブの先まできたら、根元側に折り返します
チューブの先より先に糸を巻いてしまうと振動をとめてしまうことになるので注意。

糸を結び始めた箇所を巻き込んだら、固定した側ははさみで切ってしまいます。
このまま、息漏れしないように力いっぱい巻いていきます。

DSCF0155.jpg


さて、長くなってきたのでここまで。まだ巻き上がっていない・・・
だんだん文章が増えてきたね。誰もちゃんと読まないだろう・・・(笑)

オーボエのリードができるまで その5
実は、今年の流行語対象にノミネートしているこのコーナー。
来年の「イミダス」に、掲載予定です。

昨日までで、糸をまく準備ができました。
今日は、糸をまくために使う工具を紹介します。

DSCF0148.jpg


↑これがとりあえずの一式。

一番左が、糸を巻くときに糸に塗るすべりどめ
昔リード削りをならった時に、先生がくれました。「これだけあったら一生使える」と言ってました。確かにへらない。
普通に専門点なら売ってます。ろうそくでも可。
糸にを付けると、滑り止めの代わりになるのですがお勧めしません。湿らせた糸はすこし膨張するので、その状態で巻くと、乾いた時にすこし隙間ができてしまいます。

その隣右が。この糸は仮留め用です。糸が太くて丈夫で巻きやすい。

その右隣が、マンドレル。これも先生が買ってくれました。糸を巻くときにチューブを固定するために使います。

さらに右隣がチューブ。このチューブも仮留め用です。本チャンのやつは後日解説します。俺はちょっと殊なやつを愛用しています。仮留めに使うとさびやすいので、仮留めは普通のやつを使ってます。

一番右下のやつをレギュレータ。糸を巻くときにケーンを固定するのに使います。俺の場合は仮留めするので、使わなくても全然差し支えありません。
仮留めしないで、糸を結ぶ人は使ったほうがいいかも。
こないだ・・・って言っても2年前ですが、今の楽器を買いに行った時に店員さんに先生が進められていたのを、一緒にもらってきました。

一番上は言わずと知れたはさみです。何の変哲もない市販のものです。
余談ですが、糸を結ぼうとしたするときはさみは必ず手元においておく必要があります。
いったん糸を結びだすと身動きできないからです。(後日解説)
でも大体忘れます。身動きできなくなって、そのままの姿勢ではさみを探すことが多い。
多分リード削りをする人なら、↑この話は「あるある」ってうなづいてくれるだろう・・・

因みに糸は目的に合わせて3種類使ってます。綺麗な色の糸をもう一色増やしたいね。
↓目的についても後日ですね

DSCF0120.jpg


明日以降は、糸を巻き始めましょう。

オーボエのリードができるまで その4
さて、音楽雑誌から取材の依頼も来ているこのコーナー。
どうしようも無いくらいマニアな話ばかりです。

今日は舟形ケーンに糸をまく準備をします。

ダブルリードは削る前に、チューブに糸で巻きつけます。舟形ケーンはこのままでも糸を巻くことは可能ですが、このままでは綺麗に巻けないため、巻いた時にチューブの下側に来る部分を軽く削り落としておきます。
この作業の効果は後ほどわかります。


かまぼこケーンに折り目を付ける時につかったイーゼルが再度登場します。イーゼルに湿らせた船形ケーンを載せます。

↓こんな感じ

DSCF0140.jpg


ここで、両側をリードナイフで薄く削り落とします。
↓片側だけ拡大した状態。わかるかな?

DSCF0143.jpg


慣れると2,3回の削るだけで十分薄くできます。
音には影響しないので、さくっとやってしまいましょう。
これで糸をまく準備完了です。

ここまでの作業は複数のケーンに対して一気にやります。大体、リード一本だけ作っても失敗するので数本は同時に作りましょう。今回は10本同時です。
一気に糸をまく準備のところまで終わらせてしまえ!えいっ!!

DSCF0145.jpg


手順はめんどうですが、ここまでの作業は慣れると10本分でもたいしてかかりません。では明日以降はいよいよ糸を巻いていきます。ながい・・・

オーボエのリードができるまで その3
さて、いまやアマチュアオーケストラの昼休みの話題の定番となったこのコーナー。
マニアな話が、さらにマニアな話を呼び続けます。

今日は舟形ケーンを完成させましょう。

ティップシェーバーハンドルにさして、半分に折ったかまぼこケーンをティップをがっちり固定します。

↓こんな感じ

DSCF0135.jpg


↓横から見るとこう

DSCF0136.jpg


さて、ここまできたら市販のカッターナイフを使用して、ティップにあわせてケーンを切ります。
このとき、ティップの先端の方からシェーバーハンドルの方に向かって刃を入れます。最初はちょっと怖いですが、逆向きに刃を入れると、あっけなくケーンが真っ二つになるので注意。

↓片側だけ切り落とした状態。影で見にくいか・・・

DSCF0137.jpg


このまま両側切り落とします。切り落としたらシェーバーからケーンをはずします。舟形ケーンの完成
この状態でも店で売ってます。この状態で買うと350円~600円くらいでしょうか。

↓ね、舟形でしょ?

DSCF0139.jpg


こんなペースで画像アップして容量平気かな。あとどれくらいあいてるか確認しておこっと!

オーボエのリードができるまで その2
早くも巷では話題騒然のこのコーナー。
今日もマニアックな話を進めて行きましょう。

昨日はかまぼこケーンについて、解説しました。ここから、舟形ケーンを作ります。これまた、名前は形から来てます。

↓先ずは工具を紹介
DSCF0131.jpg


一番左が「シェーパーハンドル」真ん中の小さいのが「ティップ」、一番右が「イーゼル」です。

シェーパーハンドルとティップは「ムラタ」製。ティップはリードの形を決める重要なパーツ。幅や深さによっていろいろある。
俺はムラタの2番を使ってます。先生にリードの好みを聞かれて適当に答えてたら選んでくれた。
今度別の買ってみようかな。
もう少し幅が狭くて深さがあるほうがいいかも。その方が息が入りやすそう、でも幅狭くしすぎるとピッチ高くなりやすいから注意。

イーゼルは↓こうやって使います。

DSCF0133.jpg


かまぼこケーンを載せて、ちょうど真ん中にラインが入っているのでリードナイフ(後日解説します)で軽く切れ目を入れて折りやすくします。

で、イーゼルからかまぼこケーンをはずし、逆からナイフをあてて山形に折ります。
↓こんな感じ

DSCF0134.jpg


ふぅ、まだ舟形ケーンはできず。初めは結構解説すること多いな。きっと削り始めたら、「楽器に付けながら調整します」・・・で終わるんだろうな ^^;

オーボエのリードができるまで その1
さて、今日から始まるシリーズ「オーボエのリードができるまで」
コンセプトは「ブログ読者を減らせ!」です(笑)
日々、オーボエ奏者(の一部)にしか通じないようなマニアックな話をすこしずつ展開します。
本当はそんなHPを作りたかったんだけど、面倒だからブログでやってしまおう。時間ができた時にまとめてHPに移せるように、新カテゴリーを作りました。ちょっとカテゴリー増えてきたなぁ、まとめようかな・・・


第一回の今日はリードの「材料」です。
↓これが材料。
DSCF0118.jpg


俺はオーボエリードはかまぼこケーンから作ります。
(↑E.H.リードは舟形ケーンから作る)

もっと前の工程から作るには、専用の道具が必要なんでここからです。
因みに物によりますが、かまぼこケーンは1枚200円~350円くらいです。2枚リードと言いますが、一枚のケーンから一本のリードを作ります。(後日手順を解説します)

愛用の材は「グロタン かまぼこケーン CH」です。
グロタンはメーカー名。
かまぼこケーンとは、かまぼこの形をしているケーンだから。勿論、材料は葦です。
CHの「C」は葦の茎の直径。Aが一番細くてCが一番太い
太いほうがケーンにした時に、円弧がゆるくなる(図形的に想像できるかな?)
「H」は予想通り、硬さ(厚さ)。Sが一番薄くて、Hが一番厚い。

つまり俺は、硬くて円弧がゆるい(開きの薄い)リードが好き

今回は楽器と同じメーカーのロレーの「BM」も買ってみました。
メーカーによって、硬さや円弧は微妙に異なるため初めて買うときは「BM」を買うことにしてます。

本当は工具とかも説明しようと思ったけど、思った以上に長くなるのでやめます。このペースで説明すると20回くらいかかりそうだ・・・(苦笑)

P.S.メインコンテンツ(?)の名言ブログと並行して続けます ^^;
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